高瀬温泉は5つの温泉地でも、一番旅館数が多く、スナックなどもある温泉街です。荒川の雄大な流れに沿ってあり、春には満開の桜が堤を彩ります。近くには、水戸藩士関鉄之介記念碑などもあり、湯上がりの散策も楽しめます。
高瀬温泉 源泉温度 69℃
高瀬温泉 泉質 ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
高瀬温泉 入浴の効用
【一般的適応症】
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
【泉質別適応症】
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症
※ 詳しい泉質、効能につきましては、各旅館にお問い合わせくださいませ。
荒川は、昔はあばれ川で、今から約300年ほど前は、今の高瀬温泉の北に本流が流れていて、今の川底は雲母(きら)の地だったそうです。
温泉の起源は、一説によると、その頃、雲母に総兵衛という人が住んでいて、朝日がのぼるころ、川辺のあし原から、鷹が飛び立つのを何げなく見ていました。
次の日も次の日も、同じ様子が続いたので、不思議に思い行ってみると、くぼみの中から湯が出ているのを見つけました。
それから、湯のまわりを掘り下げ、枠を組んで、湯治場を作りましたが、湯元は、しばしば洪水によって埋まり、直すのが大変だったそうです。
しかし、湯の面を高くするために、いろいろ工夫し、荒川に堰を作り、湯を引くことに成功しました。
この湯は、地名を取って「雲母の湯(きらのゆ)」と呼んでいましたが、鷹の導きで見つけたので、「高瀬の湯」とも言われるようになったそうです。
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